技術覚書

自分のために技術的なことを色々と書こうと思います。

【行ってきた】非エンジニアでもできるAIチャットボットセミナー

こんにちは。

チャットボットのハンズオンセミナーに行ってきました!

どこで勉強したことをまとめます。非常に楽しく勉強できましたよ。 

目次

これに参加しました

taminc.doorkeeper.jp

どうしてこれに参加したの?

AIチャットボットを作れるということで、これはぜひやってみたいと思いました。

 

当日やったこと

※☆印ついてるのがハンズオンプログラムです。

他己紹介」タイム

他己紹介の段取り
  1. まずペアをつくる
  2. 制限時間(1分間)設けて相手にインタビュー。時間きたら交代。
  3. インタビューの結果を使ってその人を紹介する(他己紹介
インタビューの内容はこんな感じでした
  • インタビュー相手の名前
  • このハンズオンセミナーに来た理由
  • 令和になってからやりたいことは何か
  • (時間あれば)GWの予定は?

☆LINE公式アカウント、開発者アカウント設定

☆LINE & DialogFlow連携

実際の手順は以下を参照。

medium.com

 

medium.com

 (座学)チャットボットについて

チャットボットの歴史は長い

1966年からある。

  • Eliza型:相槌をうったり聞き役に徹したチャットボット。
  • 選択肢型:選択肢をだして会話を選択
  • 辞書型:あらかじめ登録した内容を返す→今回のハンズオンで作るのはコレ
  • ログ型:会話ログを利用してレスポンス。
チャットボットはいろんなサービスがある。(レッドオーシャン
活用事例
  • ドミノピザ・・・ラインでピザ注文できる
  • ロハコ・・・まなみさんに質問すると答え返ってくる
  • ShopifyサポートBot(社内の教育用)
  • EC交流会(Facebookグループで活用している)
チャットボットの仕組み

大きく以下の仕組みでできている。

  1. チャット機能:SNS(ライン、Facebook
  2. 対話処理:DialogFlow
  3. 外部API:会話した内容をスプレッドシートに連携して保存
カスタマーサポートの効率化

・顧客ニーズの収集ができる
・導入自体は壁は高くない

(座学)DialogFlowについて

DialogFlowとは

Google自然言語解析ができるプラットフォームサービスのひとつ

キーワード

・Agent・・・対話処理をするまとまり

・Intent・・・ユーザの意図にあわせて処理をする項目
(例)ドアを開ける処理(Open Door Intent)
・Traning phrase・・・Intentを起動させるときのトリガーとなるキーワード
  例)Mynameという名前を返すIntentがあったときに「君の名は?」

    とかのキーワードを決めておく
Response・・・Intentが起動したときにユーザへ返す言葉を決める
Entity・・・こういう表現がきたら●●というまとまりを決める

  例)「カプリコーン、Capricone、やぎ座、やぎ、ヤギ」⇒やぎ座と解釈する
Follow-up Intent・・・対話形式のIntent
Default Fallback Intent・・・ユーザから予想外の会話がきたときの返し用Intent(例外処理用かな)

☆(課題)星占いIntent作成

課題内容

1.チャットボットのキャラクタ設計

  • 「名前」「口癖」「性格など」を決める。
  • ユーザに長く使ってもらうためにキャラをしっかり作りこむ。

 ちなみに自分はこんな設計をしました。(異論は認めない)

f:id:manabu-hashimoto:20190426235236j:plain

 

2.DialogFlowでIntentを作る

  • 星占いをするためのIntentを設定する
  • 星座のキーワードをまとめたEntityを作る
  • Followup-Intentでユーザが送信した星座に対して占い結果をランダムでレスポンスする

作品発表会

他の人が作った課題の星占いbotのキャラクタやIntentを動かしてみたりしました。

他の人が作ったキャラクタもすごく面白かった。

気づき・感想

「勉強会の雰囲気作り・進め方」のいい勉強になりました。

 非常におしゃれなコワーキングスペースでハンズオンしました。

お菓子やジュースを出してくださったり、BGMかけたりと

気楽にできる雰囲気を作ろうという工夫を見ることができました。

勉強会の講師の方も非常に慣れておられるのか司会進行の仕方や説明も素晴らしく、

今後自分がやる勉強会にも取り入れていきたいと思いました。

他己紹介」は非常によいアイスブレイク

勉強会に参加すると周りの人となりがわからないし、話かけるにも

何を話すよ?と考えるし緊張しがちなんですが、インタビュー形式を

用いることでお互いのことを知ることができるし、会話することで

緊張もほぐれるし、話すきっかけできるしと「これすごくいいなー!」と思いました。

個人的には「他己紹介」を知ることができたのも

チャットボットのハンズオン経験ができたと同じくらい大きな収穫でした。

 思ってた以上に簡単にチャットボットを作ることができる

GUI操作でチャットボットが手軽に作れる。

でも、複雑なやりとりができるチャットボットを作るにはnode.jsの知識が必要らしい。

次はnode.jsの勉強が必要ですかね。情報収集せねば。

自然言語解析」のAIを体験できたかというと・・・?

先に言っておくとセミナーに対する文句ではないです。

セミナーは非常にわかりやすく、ためになったし楽しかったです。(大前提)

DialogFlowは自然言語解析のAIサービスでユーザが入力した「言葉のゆれ」を

サービスが解析して意味をうまくとらえて処理をするというものだと思うのですが

LINEでテキストで送信しているせいなのか、Intentでひろうべきキーワードで

言葉のゆれをかたっぱしから入力しちゃってるからというのもあってか、

言葉のゆれを検知してうまく解釈してくれる

という様子を見ることができなかったなーと思いました。

きっと音声入力で試せば「おー、しゃべったことをうまく解析してる!」と

より強く実感できたんだろうなーと。

 

そんなことはさておき、このDialogFlowとても便利です。

TwitterFacebook、Slackなどのツールと連携することもできるので

うまく使えば自分たちの業務でもいろいろ応用できるんじゃないかなと

思いました。自社の勉強会でアイデアを出し合ってアプリ作るのもいいな。

 

参考

公式ドキュメント

LINE公式アカウント

LINE Developers
Dialogflow

あと、「Webhook」という言葉がよくわからなかったので調べてみたら

こういうのがありました。

qiita.com