技術覚書

自分のために技術的なことを色々と書こうと思います。

【行ってきた】Developers Summit 2023 KANSAI(デブサミ関西)

こんにちは。

めっちゃ久しぶりのオフラインイベント参加です。

もくじ

これに参加しました。

オフラインイベントの参加は本当にひさしぶり。

event.shoeisha.jp

前回行ったときの

レポートはこちら。およそ4年ぶり?

manabu-hashimoto.hatenablog.com

タイムテーブル

当日のタイムテーブルはこれです。

https://event.shoeisha.jp/devsumi/20230902/timetable

セッションごとのメモ

Session1 カジュアルなつながりがエンジニアにもたらしてきたもの

memo

人とのカジュアルなつながりは新たな学びを与える
 ↓
ナレッジが溜まっていく
 ↓
良いプロダクトを作る力になる
 ↓
結果として、本を書けるまでにもなった

デブサミというこのイベントでお互い知らない人がたくさんいる。そのなかでお互い「こんなことをやっているよ」という話をしたら自分の視野が変わってくる。だから恐れずにコネクションを増やしましょうというお話でした。 英語もできるようになるとさらに幅に広がりますよ、とのことでした。

エンジニアリングとマネジメントの歴史の話も面白かったなー。 昔にこういう流れがあってアジャイルにつながっていくのかーと。 C言語で作ったゲームを動かすOSを作っていて、それがのちのUNIXになったって話も面白かったなー。

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Session2 英語ができなかった自分達が、グローバルチーム立ち上げに挑戦!?

発表資料

speakerdeck.com

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サイボウズさんも採用はすごく苦戦しておられるようで、他社に負けることがあるらしい。。。

国内だけでなく海外からも募集をかけて、来てもらえるように採用までのプロセス整備や 言葉や文化の壁を取り払う取り組みもして、待遇面もしっかり整備して(英語話者には100万ほど多く積んだり)望んでいる。

弊社、まだまだやれることいっぱいあるんじゃないかと思います。採用本気でがんばっていかなあかんですよ!

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Session3 ヤフーで取り組むデータ可視化の流れ(FaaSで小さく始めるデータ準備から、Nuxtでのツール開発まで)

発表資料

www.docswell.com

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ヤフーの検索キーワードを分析できるツールの紹介とデータが分析に活用されるまでの仕組みについて。

データ可視化の開発運用コストを下げるには

  • データ更新頻度を考える
    • 更新頻度が高いほど、開発コストは高くなる
    • できるだけ頻度を下げられるように。あと更新のタイミングも大事。
  • 使うデータ量を考える
    • データ量が増えるほどコストは増える
    • DS.INSIGHTはデータ量が多いので、裏でapiリクエストを投げて集計している
  • データの見せ方を考える
    • 一般的なグラフならExcelでてきるので簡単。ダッシュボートにしたいとかになるとコストが上がる。

序盤の検索キーワードについてのアイスブレイク面白かった。

「毎年、12月26日になるとピークになる検索キーワードは何か?」という問い。

はてさて、答えはなんでしょう?

↓答え

わ、わからねー!(笑

クリスマスにプロポーズされて少し日がたって頭が冷えてふと検索するみたいな感じなんですかね。

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Session6 サービス開発チームがビジネス価値作りに向かい自走するようになった経緯と取り組み

発表資料

fintan.jp

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TISさんの「新規事業開発チーム」の取り組みについて。

言語化と情報ストックの徹底」はどこのプロジェクトでも陥っていることなんじゃないかと思いました。

「口頭で伝えれば伝わるという幻想」から、要求、要件という重要なトピックにおける認識齟齬。

「情報ストック不足」により、開発チームの情報共有漏れ。

ひえー、耳が痛い話でした。要改善。。。。

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Session7 エンジニアファーストな開発生産性への取り組み

発表資料

speakerdeck.com

memo

  • スタートアップに求められるもの
    • PMFと高速なPDCA→速いスピードでの機能リリース
    • 開発生産性を上げなければならない
  • 開発生産性をあげるには
    • 手段を取り入れるにあたっての組織、文化作り
    • ×現場の状況を見てトップダウンで手を打つ
    • ○現場の困りごとは現場にしかわからない⇒ボトムアップでの解決!
  • 取り組み
    • 週次で開発組織改善MTG。チーム、役職問わず開発よくするには?を議論するボトムアップ
    • (例1)typo多い問題:cspellを導入したらどう?⇒議論の結果導入。運用開始。
    • (例2)開発マシンによってdockerfiles編集しないといけない問題:セットアップで詰まらないようにしたい⇒支給PCを統一。
  • 運用上気を付けていること
    • 心理的安全性を確保する。
    • 話すことが苦手な人もいる。1on1などで個別に意見を引き出しケアを。
    • 領域(フロント、バック)でチームを作るのではなく、職能横断的な組織構成にして各人が幅広く知識をもつ状態にする

組織開発改善MTGというのは非常に良い取り組みで一番刺さった気がします。 小さな改善を繰り返してチームをよくしていく動き、見習っていきたい。 あと、これは本当に注意していきたい。心理的安全性、重要。

そのほか

お昼休み

昼食にサンドイッチと飲み物のサービスが!ありがたい!!

書籍販売コーナーで

熱気にあてられたってことで言い訳しつつ購入する。

デブサミ終わって

スタバしましたね。 中崎町にある國丸らーめんというところで食べた。味噌ラーメンおいしい。

数年ぶりにオフラインイベントに参加して

オフラインでZoomとかで参加しても有益な情報は得られるんですが 登壇者のみなさんや、発表を聴いている参加者の方々と一緒の空間にいるとまた違いますね。 ライブ感といいますか、お祭り感といいますか。オンラインでは味わえない空気がありますね。 学びもありましたし、参加してよかったです。楽しかったー!

運営スタッフの皆様、登壇者の皆様、すばらしいイベントをありがとうございました!