技術覚書

自分のために技術的なことを色々と書こうと思います。

【行ってきた】AI活用についてゼロから考えるワークショップ

こんにちは。1/24にワークショップに行ってきたので

そのレポートを書きます。

目次

これに参加しました

www.kansai.meti.go.jp

どうしてこれに参加したの?

AI(機械学習)の情報収集のため。

プログラム

1.解説1「イチから学ぶAIと深層学習~最近のAI技術と応用例~」

(講師:計数技研 代表取締役 早石 直広 氏)

AIの最近の活用事例と機械学習ディープラーニングに関する説明。

人間の脳波を読み取ってロボットを動かす事例はすごかった。

 

2.解説2「AIを道具として使いこなす~ユーザ目線からのAIとの付き合い方~」

(講師:兵庫県立大学 准教授 大島 裕明 氏) 

こちらは機械学習を使う側として

・AIは決して万能ではない

・どんなツールがあって、どんな特徴があるかを知ること

・データ命。問題を解くことに本当に役立つ大量のデータが必要なこと

・パラメータチューニングとかすごく泥臭いことをしていかないといけないこと

 

「AI」ではなく、「機械学習」というキーワードを使おう。

「AI」というキーワードは(会社とかから)お金をもらいたいときに使おうという

くだりはぶっちゃけすぎてて面白かった

 

3.ワークショップ

お題は「2025年の絵姿とそれに向けての社会問題・課題をAIを活用してどうやって解決するか」。

グループごとに社会課題に対しAIの適用を議論します。

その際に、必要なデータや取得方法なども検討し、発表する。

自分たちのグループは「熟練工の技術アーカイブ化」をテーマにしました。

2025年には熟練者がどんどん引退する一方で引き継ぐ人たちもいない、それをどう解決するかってことで

熟練者とそうでない人に動きをトレースするためのパワースーツ的なものをつけて

その動きをトレースし、記録・AI学習。ロボットにその動きをできるようにして

配置したり、熟練工の動きをアーカイブ化して後世に残していこうというものでした。

 

参加による気づき

・早石さん、大島さんの解説は自分が今まで機械学習の勉強してきたことの復習として聞いてあらためてふむふむ、そうでしたよねと確認できました。

・今回は「社会問題をAIでどうやって解決するのか?」がテーマでしたが、改めて問題解決することのむつかしさというのを思い知った一日だったなぁと思います。これから将来的に自分もいつかは企業の課題をお客様といっしょに悩んで解決をしていかないといけないわけで、そのためにはまだまだ機械学習もそうですが他にも経営戦略的なことだとか、問題解決するための技法だとか学んでいかないといけないなぁと思いました。

 

以上です~。