【行ってきた】(20190920)チームを活性化させる「ザッソウ」とは
こんにちは。
9月2回目の3連休前の金曜日。勉強会レポートエントリします。
目次
これに参加しました
どうしてこれに参加しようと思ったの?
チームメンバとのコミュニケーションについて 質も量も改善したいと思っていたから。
何かとっかかりになるものはないかと悩んでいる時に
「ザッソウ」という本を見かけまして興味津々~と
なった矢先にこのイベントが開催されることを知って秒で申し込みましたよね。
当日のプログラム
- セッション
- 話し手:倉貫 義人さん(@kuranuki)
- ダイアログ
- 数人のグループで、話し手が語ったキーワードなどをインプットに話し合う。
- Q&A
- セッションとダイアログで出た質問などについて倉貫さんに答えてもらう。
内容
セッション
メモ
アイスブレイク・・・斜にかまえる、かまえないを切り替えるゲーム
- 倉貫さんの著書「ザッソウ」に対し1分間斜に構えてコメントする
- 1分経ったら斜に構えるのをやめてにコメントする
納品のない受託開発
- 見積もり・要件定義なし
- ドキュメントなし
- プロジェクトなし
- 契約時間なし(月額・定額)
月額・定額ってどんなものがある?
- 家政婦
- おけいこごと
月額定額のサービスは、税理士をイメージした(顧問プログラマ的な)
- でもこれだと派遣と変わらない。時間で働くのはよくない。
- 「相談にのること」に価値を見出す。
- 毎週相談に乗れることに価値を見出す。
通勤のない働き方
- 働く場所の縛りなし
- 本社オフィスなし
- 申請・制限なし
- 勤怠報告なし
管理のない会社経営
- 上司・指示命令なし。
- 承認・決裁なし
- 部署・管理職なし。社長はいるけど管理はしない。
- 売り上げ目標・評価なし
みんな「クリエイティブ」な仕事をしている
- 「クリエイティブな仕事=再現性の少ない仕事」
- みんなとそれぞれ違う仕事をしているけど、どうやったら生産性あがる?
- 指示をもらっていいものつくれたか?
- 「いいコード書くぞ!」という自発的な気持ちからではなかったか?
リモートワーク時代のチームとはなにか
- 同じ場所にいること・・・ではない
- なにげない「雑談」が大事だった⇒そのために仮想オフィスを作った。
- 時間と空間を共有する「場(Ba)」が必要。
- 要件を伝えたらテレビ会議OFF⇒そのあとの雑談が大事だったりする
Slack(チャット)は「話にくい」
- 連絡や報告はしやすいが「ちょっと話す」がやりにくい
- ソニックガーデンさんはリモーティ、Zoomを使っている。
「ホウレンソウ」から「ザッソウ」へ
- 報告と連絡は過去のこと、ツールで共有
- 相談は未来のこと、だけど難しい
- 雑談をすると相談のハードルが低くなる
「雑」に相談しましょう!
- しっかり考えてからじゃないと相談できない?
- いろいろ準備したのに「違う」となったら手戻りがでかい
- 雑に相談しながら成果物をつくっていく(手戻りが少なくスピード感も増す)
ダイアログ
メモ
(自分)コミュニケーションの頻度をあげるために隔月1回30分のミーティングをしようと思っている
- 2か月に1回のミーティングをする以前に1日5分でいいから話しませんか?
- この勉強会のコンテンツを利用する。
- 「こないだ勉強会でこういうの知ったのでやってみようと思うんでよろしくー」
- 全員に共通認識を持たせることができるのではないか
- 「こないだ勉強会でこういうの知ったのでやってみようと思うんでよろしくー」
ほかに出た話
- コミュニケーションをとろうとするとき、時間泥棒にならないかで躊躇する。
- 部下の失敗のフィードバックは難しい
Q&A
メモ
雑談が苦手な人はどうするのか?
- 雑談を無理にする必要はない。大事なのは「気軽に相談できること」
- 雑談も相談をするのもされるのも苦手な人⇒会社が採用を失敗している(笑)
リモートワークのコツ
- 最初に何が得意か?とか相手の人となりがわからない状態からは難しい。
- お互いを知ることが大切
- 自己紹介
- ライフラインチャート・・・縦軸に充実度、横軸に年齢でチャートを書いて発表する。
- チームビルディングを目的とした合宿
会社で話しかけようとしたときに忙しそうにしているので躊躇する。いい方法ないか?
- いつ話しかけていいのか?をわかるようにするのは難しい。
「いつ話しかけても良いスタンス」を作る。
- こまるのは集中したいときに集中できない問題が出る。
- いつでも声をかけてもいい。
- でも「忙しいとき」はNOと言ってもいいルールにすればいい。
- こまるのは集中したいときに集中できない問題が出る。
個人ごとで振り返りをする。(週1回でKPT)
皆で話すchat形式が苦手な人がいて1on1(DM方式)で話したって困っている。どうしたらいい?
- 基本的に会社ではDMを禁止している。
- 「誰と誰が話しているのか」がわからなくなる。
- チームでよく話し合って
- チームとして目指したいところは何なのか
- DMで果たして生産性あがるのかなど
採用に重きをおいているけど、採用したい人のポイントは?
- スキルセット:TIPS(技術力、頭の良さ、人間性、スピード感)のある人。
雑談が必要な場を作って、よりよいことにつながったと成果を感じたことは何か?
- 「ザッソウしたから売上5%あがった」(KPI化)とは言えない。
- その一方で新しい事業を立ち上げるときにきっかけになるのが「ザッソウ」。
- 生れた事業の一つに「所見.com」がある。⇒学校通信簿の所見データベース。
- ベテランの先生は長年のナレッジを持ってる。⇒これをDB化したらよくない?
- 新規事業の会議をあらたまってやったところで、いいアイデア出ないもの。
- 雑談をして、いろんな話を気軽にするからアイデアがでる。
気づき
アイスブレイク
斜にかまえる/かまえないを切り替えるとモノを見る視点が変わるのが実感できる。
それにしてもぱっと切り替え難しい。自分はやってて妙に演技臭くなった(笑)
ザッソウの前に「コミュニケーションの頻度を上げること」
「ヤフーの1on1」のエントリのときに隔月30分で時間とって
ミーティングするって言ってたんだけど、アプローチ間違ってました。
「ヤフーの1on1」の本にも同じこと書いてました。頻度をあげなさいと。
1日5分でもいいからコミュニケーションの量を少しでも増やすことが
重要だと思いました。そうじゃないと「雑に相談」なんてできない。
オンライン会議を有効活用しよう
ソニックガーデンさんは「Zoom」とかを使ってらっしゃったけど
ハングアウトでもラインのビデオ電話でもいいなと思った。
さっそくためしに会社の若い子と10分しゃべってみようと思う。
参考
ザッソウの書籍
ザッソウ 結果を出すチームの習慣 ホウレンソウに代わる「雑談+相談」
- 作者: 倉貫義人
- 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
- 発売日: 2019/08/31
- メディア: 単行本
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倉貫さんのブログ
DevLove関西
斜にかまえる、かまえないを1分ごとに切りかえるとどうなるのか
所見.com
ライフラインチャートについて
他の方のブログエントリ
Twitterまとめ(togetter)
おまけ
著者である倉貫さんご本人サイン入りの本買いました~~~!読むぞ~!!