技術覚書

自分のために技術的なことを色々と書こうと思います。

【行ってきた】(20200118)Oracle Code One 2019 報告会 in 大阪

目次

これに参加しました

kanjava.connpass.com

どうしてこれに参加しようと思ったの?

Javaの最新動向キャッチアップ

今の職場での開発言語はJavaなんですけども、
扱っているバージョンがJava8(それも割と最近Java8になった)と古く
職場の仕事だけだと技術キャッチアップが全然できないので、
関ジャバで最新動向をしっかりキャッチアップして、
登壇している方からたくさん刺激をもらおうということで参加しました。

勉強会の内容

Java KeynoteJava SEの進歩 さくらばさん(Javaチャンピオン)

OracleCodeOneの概要(いつやってて、セッションの構成どんなの?)からはじまり、
「金属探知機を通らないと入れない」とか、麻薬犬までいるとか
会場の様子も詳しく教えていただきました。

JavaKeyNoteでの様子、セッションの内容(Java言語仕様新機能の話)をお話していただきました。
Java言語の進化の速さ」というものを強く感じました。
現在進行形でどんどん進化していく。

リリーススピードも格段に速くなったので
キャッチアップしてないとあっという間に置いていかれてしまうなーと危機感を感じました。

Jakarta EE最新動向アップデート - Jakarta EEを始めるための諸々ご紹介 伊藤 敬さん(Oracle Corporation)

Java EE」から「Jakarta EE」がいつ、どんな流れで移管したのかという話から始まり、
Jakarta EE8、9のリリース内容、今後のアプローチ、Jakarta EE 8をざっくり勉強するための
チュートリアルに関する情報を教えていただきました。

Javaもそうですが、EnterpriseJavaの世界も
進化のために組織運営も様変わりしています。

「仕様決めのための議論」を延々するところから
「コードファースト(まずコードを書こう)」へ変わり、
「利用価値の少ない機能をDeprecateにする」ことで、互換性は下がるがそれを許容する。
機能の進化・改善、リリーススピードの向上により重きを置いているのだなぁと。

Javaバイトコードクラッシュ講座 David Buckさん

「ByteCodeって何?」
「知ると何がいいの?」
に対する説明からはじまって
簡単なプログラムをバイトコード化してその内容を解説していただきました。

終始とても流暢な日本語で、わかりやすくバイトコードについて解説いただきました。
javapコマンドって知ってたけど実際の仕事で使ったことがありませんでした。
今回のセッションで書いたコードがどんな風にバイトコードができて、
それがどういう意味なのかがわかってきました。

実際の業務でバイトコードを読んで解析するときって
どんな時なんやろか?というのを質問すればよかった。。。反省

復習もかねていろいろ調べてみるかー。

「逆アセンブル」を「逆汗」と略す話をこのセッションで初めて聞きました(笑)

オッス! Oracle Code One 佐々木 和繁さん

スライド一枚目の絵、どこかで見覚えのあるヘアスタイルが。。。
「なんかオラワクワクしてきたぞー!」的な(笑)

「興味深かったセッション」ではスタートレックが大好きとのことで、 タイトルで「Duke's star trek with java 12 code challenges」というセッション受講を
決意した話をしていただきました。 セッション中身はJavaバージョン毎の機能にちなんだクイズ。 実際出題された内容をわかりやすく解説いただきました。

「自分に課したミッション」では毎年CodeOneに行くとき、
自分にミッションを課すのだそうで
2019年のミッションを「AmazonGoで買い物をすること」とし、
実際にAmazonGoでの買い物の様子を教えてもらいました。AmazonGo便利やなー。

あと、公園でおじさんとチェスをした話など、CodeOne以外の様子も
スライドの内容も話もオチがついてめっちゃ面白かったです(笑)

GraalVMパーフェクト入門 じゅくちょーさん(Javaチャンピオン)

「英語はわからなくてもなんとかなるよ!」
「だからまずはやってみよう(CodeOne参加しよう)」から始まりました。

「ネイティブイメージを作るツール」じゃなくて
「あらゆる言語をVM上で動かすこと」が本質であること。
「ネイティブイメージを作る機能」はOracleDatabaseにGraalVMを組み込むために、
ネイティブイメージ化しようという発想になったんだということ。
ネイティブイメージを作ることに対するメリット/デメリットなど説明いただき、
GraalVMでJavaScriptを実行したり、RubyからJavaScriptのコードを
呼び出したり、GraalVM上でQuarkasを起動するデモを見せていただきました。

セッションの終始GraalVM(ひいてはJVM)への愛情ハンパなさを感じましたね。
じゅくちょーさん、変態だわ(褒め言葉)

ふりかえりメモ

20200118関ジャバoraclecodeone報告会メモ

今回も勉強会でのふりかえりをTrelloをつかってYWTしました!