OracleCloudでデータベースを作ってみた
こんにちは。 先日に引きつづき、OracleCloudいじったエントリです。
前回のおさらい
OracleCloudのアカウントを作ってみた - 技術覚書
このエントリの目的
OracleCloudでAutonomous Databaseを作成する手順をまとめる。
Autonomous Database手順
まず、クイックアクションにある「データベースの作成」をクリック。
Autonomous Databaseの作成
1.Autonomous Databaseの基本情報の指定
- コンパートメントの選択
- コンパートメントってなんや?
- コンパートメントは、このリンクがイメージわかりやすい
コンパートメント - Oracle Cloud Infrastructure特有の概念 (コーソル DatabaseエンジニアのBlog)
- コンパートメントは、このリンクがイメージわかりやすい
- アカウントを作ってすぐだと「~~(ルート)」と「ManagedCompartmentForPaaS」を選ぶことができる。
- デフォルトは「~~(ルート)」が選択状態。
- ここでは「~~(ルート)」を選択する。
- 「ManagedCompartmentForPaaS」を選んだら。。。
- 「このリソースは、ManagedCompartmentForPaaS以外のコンパートメントに作成することをお薦めします。」が出た
- Oracle Platform Service用に作成するコンパートメントらしい。
- なんかよくわからんけど、システム用の特別なコンパートメントだからここは基本いじくるなってことかね。
- 「このリソースは、ManagedCompartmentForPaaS以外のコンパートメントに作成することをお薦めします。」が出た
- コンパートメントってなんや?
- 表示名
- DBを作ったときに管理画面とかで表示される名前。
- はじめて作るのでベタに「ManabuMyFirstDatabase」にしました。
- データベース名
- デフォルト名は「DB + (タイムスタンプ)」で名前がついている。
- システムが一意で認識するためのIDみたいなもんですかねぇ。
- そのままでもいいんだろけど、「DBMANABU000001」にしました。
2.ワークロード・タイプの選択
以下から選択できるらしい。
- データ・ウェアハウス
- トランザクション処理
デフォルトでは「トランザクション処理」が選択されている。
ここでは普通(?)のDBを作りたいので「トランザクション処理」にする。
3.デプロイメント・タイプの選択
以下から選択できるらしい。
- サーバーレス
- 専用インフラストラクチャ
デフォルトは「サーバレス」が選択されている。
ここでは素直に(?)デフォルトどおり「サーバレス」にする。
4.データベースを構成します
- Always Freeの構成オプションのみを表示
- これをONにするとAlways Freeの範囲でできることが絞られるらしい。これ便利ね!
- ちなみにONにすると「CPUコア数」「ストレージ」「自動スケーリング」は編集不可になる。で、ですよねー(笑)
5.管理者資格証明の作成
- ユーザー名
- ADMIN固定らしい。変えられないのか。
- パスワード
- パスワードの確認
アカウントを作成したときの同じルールで作らないといけないらしい。
がんばって設定しましょう。すべてはセキュリt(略
6.ライセンス・タイプの選択
- ライセンス持込み(BYOL)
- ライセンス込み
デフォルトでは「ライセンス込み」が選択されている。
ここではデフォルト通り「ライセンス込み」にする。
ここまで入力出来たら「Autonomous Databaseの作成」ボタンを押す。
Autonomous Databaseの詳細へ
おお、データベースできたー!! なんかボタンがあるので、ざっと見てみることにします。
DB接続
クライアントでこのデータベースに接続するための クライアント証明書のダウンロードリンクと、接続情報が定義されているようだ。
パフォーマンス・ハブ
データベースのパフォーマンスモニタ まだ全然使ってないせいか、グラフ表示も少ししか動きがない。
サービス・コンソール
OCI(Oracle Cloud Infrastructure)の管理コンソール的な画面?
大きく下記で構成されている。
使い込んでいないので以下、雑な説明です。
- OverView
- 一番最初に出てくる画面。CPU使用率とかが表示される。
「パフォーマンス・ハブ」との相違点が今のところ見出せない。
- 一番最初に出てくる画面。CPU使用率とかが表示される。
- Activity
- 「パフォーマンス・ハブ」「OverView」と同じパフォーマンスモニタのようだ。何が違うのかは今の時点ではよくわからない。
- Administration
- 各種サービスの管理設定らしきものが用意されている。
- Development
- SQLDeveloperなど、開発用ツールが使えるみたいだ。
スケール・アップダウン
CPUコアやストレージ容量を変更する画面。
今回作ったDBはAlwaysFreeでDBを構成しているので、スケーリングは使えない。
スケール・アップダウンを使えるようにするには「インスタンスを有料にアップグレード」にするといいみたい。
停止
「Autonomous Databaseを停止してもよろしいですか」の画面が出てくる。停止を押すと文字通り止まる。
アクション▼
ここを押すとメニューが出てくる。
このメニューを見る限り
DBをクローンしたり、DBアクセスできるIPアドレスを制限したり
管理者パスワードを変えたりとかができるようだ。
「終了」を押すと作ったデータベースが完全に削除されるらしい。
データベースを作ってみた感想
めっちゃ簡単にデータベースを作れる!
Oracleつかって開発やったことある人で、Oracleのインストールと環境構築を
したことある人はすごく共感してもらえると思います。
Oracleの環境構築、面倒なんですよホント。。。
PCにインストールしたらしたでめっちゃ重たいし。。。
この手間から解放されるってかなり大きいです。感動!
今日はこのへんで。 作ったDBを操作するのは別のエントリで書きます。